ハウスメーカー・工務店の選び方!迷った時は◯◯をチェックせよ!

家のデザイン

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家づくりをはじめるにあたって、まず直面するのがハウスメーカー・工務店選びの問題です。

「どの会社にすべきか」「A社とB社で迷い決められない」といったお悩みを抱える方は非常に多いです。マイホームは一生に一度の大きな買い物なので、安心して任せられる会社にお願いしたいですよね。

そこで本記事では、数あるハウスメーカー・工務店の中から理想を叶えてくれる会社の選び方を解説します。

家づくりの先輩たちが最重視したポイントや、ハウスメーカー・工務店選びでよくある失敗例もご紹介するので、マイホーム購入を予定している方はぜひ参考にしてください。

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目次

ハウスメーカー・工務店の選び方!家づくり経験者が最重視したのは?

マイホーム計画

日本には数万社のハウスメーカー・工務店があると言われています。各社がそれぞれ異なる特徴を持つため、調べるうちにどこを選べばいいかわからなくなることもあるでしょう。

ハウスメーカー・工務店を選ぶにあたって、家づくりの先輩たちが決め手にしたポイントを調査したアンケート結果があります。

画像引用:株式会社LIFULL

調査実施期間:2022年8月26日〜2022年8月30日
対象者 :過去3年以内に土地を購入して注文住宅を建て、注文住宅の検討に一定関与した20〜69歳の男女(学生を除く)
調査方法: インターネット調査
有効回答数:500人
参照元:LIFULL「注文住宅を建てた500人に、満足できるマイホームの鍵を徹底調査!」

この調査でもっとも多かった回答は「担当者との相性」(41.4%)でした。次いで「住宅性能」(39.7%)、「希望の間取り・デザインをかなえる設計」(31.9%)と続きます。

家づくりを滞りなく進めるには担当者の提案力や計画性が大きく影響するため、多くの方が「安心して任せられる担当者かどうか」を重視しています

それと同じく「快適で安全な家であること」「間取りや見た目が理想通りであること」もまた重要な判断基準と考える方が多いようです。

経験者はここをチェック!ハウスメーカー・工務店選びのポイント

チェックリスト

ここからは、家づくりの先輩たちがハウスメーカー・工務店選びの際にチェックしたポイントをご紹介します。

どの会社を選べばいいか迷う時は次の5つの項目を確認してください。

  1. 営業・担当者の対応
  2. 構造・性能
  3. 価格
  4. アフターサービス・保証
  5. デザイン・間取り

具体的にチェックすべき内容も見ていきましょう。

1.営業・担当者の対応

担当者の対応は、ハウスメーカー・工務店選びで多くの方が重視しているポイントです。

どんなに性能やデザインが魅力的でも、担当者に苦手意識があるとマイホーム計画は思うように進まないものです。

実際のところ、気になるハウスメーカーがあっても、担当者と話をした結果相性が合わないという理由で契約を見送るケースは少なくありません

話しやすさや提案力の高さ、身だしなみなど、会社の顔として好印象が持てるかどうかは一つの判断基準としていいでしょう。

ここでいい営業マンと悪い営業マンの見分け方もご紹介します。

いい営業マン悪い営業マン
じっくりと話を聞いてくれる
メリット・デメリットの両方を説明してくれる
身だしなみが整っている
提案力が高い
さまざまな事例を紹介してくれる
自社アピールが多い
いい話しかしない
身だしなみが整っていない
契約やお金の話が多い
あいまいな返答が多い

家づくりの主役はお客様です。担当者はそのお手伝いをする立場であり、お客様の希望をしっかりとヒアリングし、それを形にできる提案力が求められます。

相手がもし自社アピールやお金の話ばかりするようであれば、残念ながらその人はいい担当者とは言えないでしょう。

反対に、お客様目線に立ち、自分事のように一生懸命考えてくれる相手であれば安心感や信頼が増します。

ハウスメーカー・工務店選びの際は、担当者の人柄や仕事ぶりをじっくり観察することをおすすめします。

2.構造・性能

住宅の構造は木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造(RC造)の3つのタイプに分けられます。

耐震性耐久性コスト工期 間取りの
自由度
木造
鉄骨造
鉄筋コンクリート造

木造住宅のメリットは耐震性や耐久性、コストなどのバランスがいい点です。

日本の気候や風土にも適していることから、日本の住宅のほとんどが木造です。(令和3年度に新設されれた戸建て住宅の90%以上が木造)

参照元:林野庁「第1部 特集2 第2節 建築分野における木材利用の動向(1)」

鉄骨造と鉄筋コンクリート造は強度が高く、品質が安定している特徴があります。広い空間にも適していますが、間取り変更にはやや制約がある場合も。

どの構造を採用しているかはハウスメーカー・工務店によって異なります。またそれぞれの構造にはメリット・デメリットもあります。

気になるハウスメーカー・工務店を見つけたら、構造上難しい設計があるかを確認しておくと安心です。

3.価格

国土交通省が行った調査では、土地購入と注文住宅を新築した場合にかかった費用平均は5,112万円との結果が報告されています。

参照元:国土交通省「令和元年度 住宅市場動向調査報告書」

地域差はあるものの、今の時代に家を新築すると4,000〜5,000万円かかると言われています。

一生に一度の買い物で高いお金を払うからこそ、家づくりにかかる費用はシビアにチェックしなければいけません。

たとえば見積もりに不明な点が含まれないかどうか、着工後に変更点が出た場合どの程度の追加料金がかかるかなどは、契約前に確認しておく必要があるでしょう。

また、見積もりの内容について質問をした時、担当者がきちんと説明できるかも重要な判断基準となります。

4.アフターサービス・保証

多くのハウスメーカー・工務店では、引き渡し後の定期点検を行っています。

屋外や室内、建具、設備類などを細かくチェックし、不具合があればメンテナンスを実施します。定期点検を実施するのは不具合や劣化を早期に発見し、家の安全性を長く担保するためです。

また、住んでいる中での困りごとにも相談に乗ってもらえる場合もあります。気軽に話せる相談先があれば、万が一のトラブル時にも安心感があります。

なお、修繕にかかる費用を誰が負担するかはケースバイケースなので、このあたりも含めて保証内容を確認しておくのがいいでしょう。

5.デザイン・間取り

理想の家づくりを考えるにあたって、見た目に一切こだわらない人はまずいません。

住宅展示場に行くとよくわかるのですが、モデルハウスを見ると家づくりへの思いが一気に高まります。見た目が好みであればあるほど「ここに決めたい!」という気持ちも強くなるでしょう。

しかし、ハウスメーカー・工務店を選ぶのにデザインの良し悪しだけを判断基準にするのはあまりおすすめできません。

長く住む家だからこそ構造や性能、アフターフォローなど快適性に直結する部分もチェックする必要があります。

また、モデルハウスは一般的な注文住宅よりも大きく建てられていることが多いです。(注文住宅の平均的な広さは30〜40坪、モデルハウスは60〜70坪)

そのため見た目ばかり重視すると、いざ住んでみると狭く感じたりイメージとの相違が生まれてしまうことに。

家づくりにおいてデザインは重要なポイントですが、見た目だけを決め手にするのではなく性能面もあわせて検討するのがいいでしょう。

ハウスメーカー・工務店選びでよくある失敗例

頭を抱えて悩む女性

ハウスメーカー・工務店について情報収集していると「イメージと違った」「莫大な追加料金がかかった」などの失敗談を目にすることがあります。

よくある失敗例としては、

  • 契約後にやりたい間取りができないことが発覚した
  • 知り合いにお願いしたら気を遣って不満を言えなかった
  • 建てた後に会社が倒産した
  • 住みはじめてから欠陥が見つかった
  • 施工が予定通りに進まなかった

などがあります。

間取りやデザインについては、契約前に確認することで失敗を防げます。

相手ができると言ったのに無理だと断られたのであれば問題ですが、現時点で間取りやデザインの希望がかたまっているのであればあらかじめ相談することは可能です。

不具合や欠陥に関してはケースバイケースな部分が大きいですが、過去のトラブル事例を聞いておくことで、その会社の対応を判断する基準にはなるでしょう。

家づくりでは失敗や後悔が絶対にないとは言い切れません。しかし、何かあった時のフォロー体制を確認しておくことでダメージを最小限に抑えることはできます。

ハウスメーカー・工務店選びのポイントでもお伝えしましたが、デザインや価格以外にアフターフォローや保証内容もしっかりと確認することが大切です。

ハウスメーカー・工務店選びで迷ったら?

ハウスメーカーとの打ち合わせ

気になるハウスメーカー・工務店が複数ある場合、最終的にどの会社と契約すべきか迷うことがあるかもしれません。

インターネットにはさまざまな口コミがあるため「本当にここでいいのか?」と不安になりますよね。ここからはハウスメーカー・工務店選びで迷った時の対処法をご紹介します。

迷っていることを担当者に話してみる

ハウスメーカー・工務店選びで迷った時は、担当者に正直な気持ちを伝えてみるのがおすすめです。

ハウスメーカー・工務店側からすると、契約前の顧客から本音を聞き出すのはそう簡単ではありません。

不安点がわかれば歩み寄ることもできますが、顧客としては「どこまで話すべきか?」とセーブをかけたくなるものです。

この問題を打開するには、迷いや不安の内容を正直に伝えることが大切です。顧客の本音がわかれば、ハウスメーカー・工務店側も最善策を提案しやすくなります。

また、正直な気持ちを話すことで相手の対応が見えてくるメリットもあります。

住宅展示場やプレゼントに惑わされない

住宅展示場で担当者と話をしたり来場特典などをもらったりすると、断りにくいという心理が働きます。

住宅展示場はあくまでハウスメーカー・工務店探しのきっかけとなる場所です。来場特典が用意されているのは、顧客に興味を持ってもらうための戦略に過ぎません。

「たくさん話を聞いてくれたから」「ギフトカードをもらったから」という理由で断れずにいるなら、深く気にする必要はないでしょう。

なお、LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」ではハウスメーカー・工務店のお断り代行を行っています。自分で断りの連絡をするのが不安な方はぜひご活用ください。

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ネットの口コミや評価はあくまでも参考程度に

ハウスメーカー・工務店の口コミを読み、悪い評価を見つけると「ここに決めていいのか?」と不安になるものです。

数あるハウスメーカーの中で、すべての人が満点をつける会社はありません。同じ会社でも異なる担当者が対応すれば顧客の評価もさまざまです。

ネットの口コミばかり気にしすぎると、自分の目や耳で確かめた情報すら疑いはじめてしまいます。

どうしても気になることがあれば、担当者に都度確認することが大切です。ネットの口コミに振り回されないよう、情報の信憑性は自分で確かめることをおすすめします。

ハウスメーカー・工務店選びの前に決めておくべきこと

家とお金

ハウスメーカー・工務店を探す時は、事前に次の項目を決めておきましょう。

  1. 家づくりの方向性
  2. 資金計画

どこに・いつまでに建てたいか、何人で住むのか(子どもが増えたり親と同居の予定はあるのか)といった問題は、間取りや費用に大きく関わってくるポイントです。

家づくりの方向性が定まっていない中でハウスメーカーを決めても、そもそも希望するエリアで建てられない可能性が出てきます。

また、エリアによって坪単価が変われば資金計画にも影響が出てきます。

見切り発車では計画通りに進まないことも増えてくるので、家づくりの方向性とお金のことは家族としっかり話し合っておきましょう。

ハウスメーカー・工務店選びで疲れた時の対処法

ハウスメーカーのカタログ2

気に入るハウスメーカー・工務店がなかなか見つからない時、疲れやイライラがピークに達することがあります。

そんな時は、一旦カタログを読む手を止めましょう。疲れるのは膨大な情報に振り回されているからです。

悩むのは悪いことではありませんが、疲れてイライラするとベストな決定ができません。

タイムリミットがなければ家づくりは一度お休みにして、気持ちをリセットしてからでも遅くはないでしょう。

やめた方がいいハウスメーカーはある?経験者のぶっちゃけ談

ハウスメーカー・工務店と話をしている時、それはちょっと…と思った経験のある方は意外と多いもの。

その理由としてよくあるものは次の通りです。

  • 他社を悪く言う
  • 契約を急かした
  • 工期の遅れを事後報告された
  • 連絡が遅い
  • 上から目線で話しにくい など

家づくりは計画〜引き渡しまで長い時間がかかります。その間何度も打ち合わせを重ねることになるため、上記のような対応をされると不満が募っていくでしょう。

相手に対して不安な要素があるうちは、焦って契約してはいけません。気になる点は契約前にきちんと解消し、信頼できるハウスメーカー・工務店を見つけてください。

ハウスメーカー・工務店の選び方にまつわるよくある質問

ハウスメーカー・工務店選びについて多く寄せられる質問と回答をまとめました。

Q.ハウスメーカーと工務店はどちらを選ぶべき?

理想に合ったプランを提案してくれる会社であれば、どちらを選んでもいいでしょう。

ハウスメーカーと工務店のおもな違いには、対応エリアと設計の自由度があります。ハウスメーカーは大規模展開している会社が多く、対応エリアが広いのが特徴です。

住宅はあらかじめ用意されたプランの中から好みのものを選ぶスタイルで、デザインや間取りの自由度はそれほど高くありません。

これに対し、地域密着型の営業を行う工務店は対応エリアが限定的です。デザインは施主の希望に合わせて一から提案してもらえるので、自由度の高さを重視する方におすすめです。

Q.安いハウスメーカーを選ぶと失敗する?

ローコスト住宅をセールスポイントにするハウスメーカーは、大量仕入れによる材料費の削減や広告費の節約といった工夫をしています。

ローコスト住宅だから失敗するということはないので、その点は安心していいでしょう。

もっとも、安いハウスメーカーは間取りやデザインが統一されていることがほとんどです。

よって、注文住宅のような自由度の高い家づくりを期待する方は物足りなさを感じるかもしれません。

Q.ハウスメーカーは結局どこが一番いい?

ベストなハウスメーカー・工務店は、求めるものやこだわりポイントによって人それぞれ異なります。

耐震性や耐久性など強度を重視する方もいれば、少しでも安く建てたいと考える方もいます。

日本には数万社のハウスメーカー・工務店があると言われており、その中から万人に共通する「一番」を決めるのは難しいでしょう。

理想のハウスメーカー・工務店を見つけるには、住宅展示場や資料請求などで情報収集を行うことが大切です。

その中からいくつか候補を挙げ、実際に話を聞いて自分にとっての「一番」を探してください。

まとめ

マイホームは一生に一度の大きな買い物です。

家づくりで後悔しないためには、ハウスメーカー・工務店は慎重に選ぶ必要があります。どの会社にするか迷ったら「安心して任せられるかどうか」を基準に考えましょう。

これから情報収集をしようとお考えの方には、気になるハウスメーカー・工務店のカタログを一括請求できるLIFULL HOME’Sがおすすめです。

エリアや住宅テーマ、建物価格などから候補を絞れるので、手軽に資料請求したい方はぜひご活用ください。

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この記事を書いた人

フリーランスとして活動するエクステリアプランナー。
2級エクステリアプランナー・インテリアコーディネータ―の資格所有。
住宅の外観から内装デザインまでを得意としており、自身の住宅デザインも手掛けている。

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